色々立て込んでて全然更新できず;前回から1週間も開くとウワーしばらくサイトに手つけてないな!て感じるようになったのは良い変化ですが、仕事のタイミング等によっては絵の用意ができなかったりでもどかしいです。この制作記はイベント参加とか特別なことがあった時に更新するものというより、日常的に動かしてる活動基地にしたいと思ってるので更新リズムは大切にしたいところ。それによって良い緊張感も保てるし!
8人中最も表情豊かさんかも^^
原作の里見八犬伝て、あくまで個人的に受けた印象ですが、”ひょうきんさ”はさっぱり無いです。時々ある…と言えなくもない…のかなあ…?悪役の様子には多少ある気もしますが、こと主役たちに関しては”笑える”ところは無く、私のイメージだと全体通して真面目一徹!!最初から最後までシリアス!な物語です。だからこそ私はどっぷり好きになったんですが(シリアス大好き)、自分がつくるならキャラクターにはもっと好き勝手に生きてほしかったり、ダメなところがいっぱいあったりして欲しくて、そんなほのかな願いから生まれたのがうちの八犬士たちです(´ω`)
その中でも現八はひときわ”自由”な男で、言ってしまえば自由がテーマなキャラクター。
槍の腕前ひとつで気ままに旅流れるサバイバー、冗談好きで態度も軽い。
原作のクールガイとはどこをとっても似つかないような彼ですが…!
原作中にある現八についての記述で
【撃剣白打緝捕(けんじゅつ/やわら/とりて)の技を、よく做すをもて御執立あり、獄吏に做されしに、那奴其職を嫌ひ稟して、久しくなるまで勤めに就かず、剰誹謗の戯言を吐くと聞えしかば、捕へて牢舎に在らせしに、】
というのがあるんですが、私はこれがも っっっのすごく好きで、あーーこれはたまらん…!!!と本にかじりつく勢いで何遍も何遍も読み返しました。すごく乱暴に要約すると、武芸の腕を見込まれて牢役人に取り立てられたけど任された仕事が嫌で嫌で反発してたから投獄されちゃった!のようなことで(原作ファンの方すみません、これでも私もファンです…w)、この部分は多分私が現八のキャラづくり中に無意識的に参照していたであろう、原作現八の凄く素敵な一面です。
この辺の”だって嫌なものは嫌なんだもん”と意思を貫く様子がそこはかとなく混ぜられキャラクター化された幻創里見八犬伝の現八は、自由人で自分の心に素直に従う奔放な風来坊と相成った次第です。
こう聞くとちょっとだけ原作と共通しているようにも見えて来 ま…きませんね、やっぱりうちの現八はかなり自由な方向に突き出てる(^u^)
原作には無いひょうきん者というポジションを得た現八ですが、他犬士たちの誰にも代わることのできない飄々たる言動をいっぱい振りまいて欲しいと思ってます。こういう性格の彼だからこそできることも色々…!
今後そんな側面をたくさん描いていけたらと思います(*´ω`*)