幻創里見八犬伝

制作進捗丨SAMURAI MUSEUM

仕事が忙しくてなかなか創作に集中しきれてませんが、隙間時間に新刊と本編に必要なものの制作を進めてますφ≡φ(˘ω˘ )💦毛野と小文吾のラフをちょこっと載せときます。
新刊の構想だいぶ出来上がってきてるんですが、必要な作業が多くて自分で気圧されてます…大丈夫なのかなこれ。イベント参加までに完成してるかどうかかなり不安ですが、そのへんの恐れは考えないようにして今からできる限りのことをしていきます…!

昨年と比べるとやっぱり今年は出だしからだいぶテンションが違うというか、つけた勢いを維持できている感じがして今のところ制作態勢がすごくいい感じです。(それがサイトやTwitterなどオンラインの更新状況に反映されてないので、目に見えるかたちになってない・自分だけにしかわからない状態なのは良くないなーと思ってるんですが😅) 仕事も創作もひっくるめて、常に描き続ける、つくり続けるというサイクルを詰まりなく回していきたいです。

 
来月2/23から開催のCOMIC VKET3の設営も完了しました!

いま完成している八犬士一枚絵をちょうど3枚背面に並べられました。見本誌を開くとお品書きになっていて、頒布物の紹介が読めるようになってます。背面ポスターにお品書きを置こうかなと思いつつ、ここはもうせっかくだから絵をバーンと飾ろう!と振り切ってみました( *˙ω˙)و 

描き途中の荘助一枚絵の前に完成させておきたいイラストがあって、それをできればこのVKETで背面ポスターとして使用したいなーとも思ったんですが入稿締切が1/18でイベント直前まで作業できるわけじゃなかったのでその案は早々に取りやめました。気合い入れて描きたい一枚なので慌てずに仕上げます。

今回のVKETでは既刊電子版の頒布がメインになるかと思います。以前の制作記でなにか新しいもの出すかどうかと書いて悩みましたが、イベント用ではなく今年中に創りたいものに集中するため、年始の制作計画に忠実に従うことに決めましたو( ˙꒳˙و  これは自分にしては結構大きな決断と言うか変化というか、こういう時大体無理して別の制作物や突発的なアイデアをねじ込んで取り組むのが標準でしたが、そういうのを今年は抑えて一心一徹につくり進んでみようと思います。
頒布物や滞在時間など、詳細はまたスペースが決まり次第お知らせします!VKETは専用機器がなくてもWEBブラウザからでも気軽に参加できるバーチャル即売会で開催期間も長いので、時間のあるときちょっと覗きに~くらいの気楽さで是非アクセスしてみてください(˘ω˘人) 
公式サイト:https://comic3.vket.com/
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拍手ありがとうございます!!🥰
たくさん頂いててびっくりしました…!感激です。゚(゚つω`゚)゚。こうして見に来てくださる方の存在を知ることで頑張ろうという気持ちが一層湧き上がります。
なかなか更新できずにいて申し訳ない限りですが、弛まず筆を進めて作品増産に繋げていこうと思います!✨

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ここからは息抜きのおはなし。
久しぶりの小旅行でベルリンのSAMURAI MUSEUMに行ってきました!

 

広報を見る限りでは小ぢんまりとした美術館のようだったんですが、行ってみてびっくり。見渡す限りの武器防具…!と、更に驚いたのがその魅せ方!!入り口からデジタル映像技術が全面的に取り入れられていて、ガイドの狐が壁を歩いて導いてくれたり、タッチパネルでの展示品説明と日本に関連するクイズ(英/独)があったり、設置された能舞台の上には透明なスクリーンが立てられていて、能や歌舞伎などの演目がバーチャル演者によって上演されたり、そこら中に仕掛けが張り巡らされたハイテク美術館でした。展示品以外にも楽しめるものがあまりにも多すぎて時間がいくらあっても足りない! 

展示品の飾り方も本当に素晴らしいんですよ…どなたが監修されたんだろう、腕利きのセノグラファーさんがいらっしゃるんでしょうね…!展示品も含めた空間全体のデザインが最高です。刀の制作工程を伝える展示なんて美しすぎて鳥肌が立つほど感動しました。。流れる火の粉、鉄を打つ音、その場に立つと真っ暗な中から目の前に現れる原材料、緩やかに映し出される日独英語の解説文字…ただ観て学ぶだけではないインスタレーションでした。

全クイズはさすがに多すぎてできなかったけど、自分がトライしたものは正解できました😁日本人&和風最愛の威信にかけて!w こういうのが出題されます⇩ 鬼の顔の色の種類とか、巴御前の活躍した時代はとか、日本の歴史や風習に関する色んな問題が揃っていてワクワクします。

 

あれもこれも全部好きで目が離せない…ウォォ。創作活動で最初に発行した設定画集のPROPページに見られるとおり、刀の鐔や笄などの装飾的意匠から実用的で飾り気のない日用品まで、当時の人の想いが滲む小道具には本当に目がないのです… まさに垂涎の展示😍

最後は夫に急かされて3時間で切り上げましたが自分だけだったらまだまだ延々と観てました… 私が和風の展示を観に行くと大体一緒に行った人が痺れを切らすのがオチでしてw 和フェチには本当にたまらない美術館でした。

そのあとは和太鼓のコンサートにも行って和成分をフルチャージしました(ˊエˋ*)同じチームの演奏を以前も観に行ったんですが、演目が新しくて感動もひとしお…!
和風三昧してきて創作意欲も俄然上がってるので、どんどん絵に打ち込んで作品を前進させていきますو( ˙꒳​˙و )

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