ここに載せるとサイズ小さいですね。
大きく見られるのを後でギャラリーの方に入れておきます(‘v’)
みんなの表情バリエーションを描いてみました。
今まであんまり描いたことのない感じを、と思ったらみんなフクザツな表情に…。
急にやりたくなってザーッと描いたんですが、これ…私がずっとやりたいと思っていた”ラクガキ”というものなんですよ…!ラクガキが、遂に私にもできた…気がする!!(´Д⊂
これまで生きてきて何度となく頭の中で繰り返してきたことなんですが、私ラクガキをするというのが非常に苦手なんです;ラクガキしよう、と始めてもいつの間にか描き込んでいる。なぜか必死になっている。
予定外の時間を費やしてしまうので、これをどうにかしてやめようと色んなことを試してきたんですが、どうしてもやめられず。こだわってしまったり、きっちり直したくなったり、間違ってるところ・ちゃんと描いてないところが気になってしまって、もはやラクガキじゃなくなるのループ。その割に”ラクガキ”の意識で始めているせいで大した一枚にもならない。ラクガキは私には無理かも、それを公開するなんていうのはもっと厳しいな…と、ある時”ラクガキができるようになること”を目標の中から外しました。
ラクガキって、≒ 量産なんですよね。それが私にはできなかった。質より量!!!!!!ってガンガン描くことにすごく憧れてたんです。でもできなかった。”落書き”なんて簡単に言うけど私にとっては一番難しいことでした; 自分で見てちっとも良いと思えないスカスカの絵をどうして公開できようか!という感じで凝り始めて埒が明かなかったので、ラクガキは一度中止したんです。
代わりに
気の済むまでじっくり描いたらいいじゃないか。
と念じるようになりました。
ラクガキだと思わずに、最初からやる気に燃えて描いたらいい。
ゆっくりだ。真剣にやろう。
そうやって一つ一つ、着想・ラフ→完成までをたどることをジリジリと繰り返してきて今に至り、この絵を描いてみて思いました。
あれ、できる…?
おお、できるかも…!
ラクガキできるかもしれない!!(*゚∀゚*)
なんかすごく嬉しかったです。楽しい感覚だけでバーッと描いて気がついたら全員一気に描き終わっていました。ラクガキってこういうものか、と初めて実感したし、自分はこういうのがやりたかったんだなあとしみじみ…。ラクガキ、量産ってどうやったらいいのか、やっと手がかりを得られました。
これ一つで終わらせずに今後も継続的に描いて、ラクガキを一つの技能として身につけたいですo(`ω´)9 今後はラクガキの精度を上げていくことを目指したいな。いや以前までの質への執着/時間の浪費とは別の、あくまでラクガキの範疇での出来栄えのことですよ!狙い澄まして、撃ち抜くイメージで…!
そんなわけで、なんだか記念の一枚となりました。私にとってはラクガキ第一号というか。
以前一度だけ?制作記にラクガキを上げたんですが(イラストのラフじゃなくてラクガキ終わりのもの)、今回のに比べたらやっぱり無駄に時間かかってるし中途半端だったので、もっといい具合にラクガキしたいと思っていたのです。今回のでやっと、思い描いてたものに少し近づけました。
こんな成長を得られるのも、これほど描きたいキャラが居てつまり大好きな南総里見八犬伝があってくれたおかげ。
ありがとう八犬伝、ありがとう馬琴さま(*´人`)