サイトのギャラリーに置いたのとは別バージョンの切り抜きをぺたり。
取り組んでた一枚完成しました…!なかなかまとまった作業時間がとれなくて予定よりだいぶ押してしまったけど、この絵の作業もやっと完了です(´ω`*) とりあえず1月中に上がって良かった。この一枚に取り組んでる間にもまた新しい気付きがたくさんあったので、収穫をまた今後に活かしていこうと思います!
この絵についてですが、うちの刀剣男女を描いてみました。
8人のうち日本刀を武器に携える3人です。それぞれの刀の意匠を3人に当てはめて描いた刀中心の一枚。
原作同様、村雨は幻創里見八犬伝の中でも重要な存在で、”いちキャラクター”として考えています。キャラ設計当初、八犬士と共にかなりの時間をかけて練り上げていたのが村雨のデザインと設定で、ここが決まってくるのと並行して荘助と毛野の刀の意匠もはっきり形として見えてきました。
荘助の刀は原作にはっきりと名前が出てきますが、うちの荘助の持つ二刀はそれらと違う名前になっています。これも『村雨を中心に据えた』ことに起因していて、信乃の【村雨】の名に連なるようにふたりの刀の名前を考えて、読みを4字に揃えたり韻を『むらさめ』に重ね気味にしながら色んな候補を出した末、黒風(くろかぜ)・白波(しらなみ)・露切(つゆきり)に決まりました。雨・風・波・露です。さりげなく相互に関係しあっているかのような刀たちにしたつもりです。自キャラのデザインに似合いそうな雰囲気に寄せることもねらいの一つでした。(日本刀3人に限らず、武器のデザイン設定は使い手本人との調和を最も大切にしています。)
それぞれの刀の名前と意匠は繋がっていて、
村雨が水の流れ、白波が冬の海を渡る鶴、黒風が秋の山を越える鷹、露切が梅雨の頃に咲く花菖蒲。
デザインテーマが自然の姿に由来することも、刀たちの共通項です。
刀のデザインの細かなところは資料本の方に載せています。村雨以外の目貫なんて作品の中で見える機会がほぼ全く無いのに作ってますwそんな部分を真剣に考えるのがどうにも楽しくて…!
人物キャラと同じくらい武具にも愛着があるので、この一枚でスポットを当てられて満足ですφ(´ω`*)
実はこの一枚をコンビニのネットプリントで印刷できるようにしてみようかなと思ってたんですが、自分で印刷して仕上がりを確認できないのでちょっと危険かなと思い、今回はやめときました。こんど日本にいる時に確認してみます。
ネットプリントは今後活用してみたいと思ってるツールです。これを通してちょっとやってみたいことがあるけど、そのために作らなきゃいけないものが色々あるのでそっちはいずれ優先できる時に…!(´u`;)
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この絵を進めてる間、お噺の方も書き進めてました。
そろそろ今できてるところまでの内容でいちど全体を改めて構成してみようかなあと思ってます。最初に大まかな構想を打ち立てたあと、無数に枝分かれした枝先の設定と枝元の調整・剪定をずーっとやってきたので、ここらで根本からてっぺんまで全体を観てみようかなあと。こうして近くに寄って詳細を詰めては遠くに立って全体をまとめ観て、と繰り返しやってくうちに作品が大樹になっていくのかなあと思うと、なんだかちょっとワクワクします。
本編の構成と幼少期編と、年始に掲げた一枚絵群と3キャラデザインとが並走しつつ、他にもちまちまと準備を進めてるものがある現在── 作りたいものがたくさんありすぎて、ちゃんと計画的に進めてかないとアイデアの進行速度に完成作品が追いつかない…💦 まだ1月終わりじゃないので、今月中にできる限りのことはやりきって来月も制作に邁進していきたいです φ≡φ(`д´ )
拍手もいつもありがとうございます…!!(つω`゚)゚。
全然更新できないでいる間本当に心苦しいのですが、見に来てくださる方がいらっしゃるとほっとしますし、もっと頑張ろうと思えます。原作のある創作とはいえ世界観から自分で創り上げていくには凄まじい時間がかかりますが、諦めないで一つずつ進めていこうと思います!