幻創里見八犬伝

犬塚夫妻漫画のおまけ

おまけのひとコマ( ˆᵕˆ ) やっぱり断らない番作。

女児としての呼び名をしのと定めたのも手束。 
息子を女の子として育てることを示すための通称のようなもので、特によその人に紹介する時には”しの”と言っていた夫婦ですが、家の中、こと夫婦の会話では本来の幼名である孝士とも呼んでいたようです。
この呼び名が後に決定される『正式な名』に転じます。

ちなみにうちの信乃はキャラシートにちらっと書いてある通り、4月の春生まれです🌸漫画の1ページめに桜を添えたのはそのため。
玄鳥=ツバメの戻る4月のはじめ頃が幻創里見八犬伝の信乃の誕生日です。昔の暦について調べるうちに学び、風流で趣のある表現がとても好きだったことから、キャラシートには誕生日の代わりに七十二候を書き添えてありますが、詳細な誕生日もいつか全員分公開したいなと思っています(‘∀‘*)

 
今回家屋のつくりをほんのちょっとだけ描き入れてみましたが、犬塚家は板の間と板戸のイメージで、障子は限られた範囲に使われています。
対して大角幼少期編で少し登場した犬村邸は、畳敷きの部屋があって障子も広く張られ、洋室風の一間もあります。
犬村邸は大角とその伯父の性格・生き方や立場などから、知的で清閑かつ洗練された印象の家をイメージしているんですが、犬塚家はもっと田舎っぽくて飾り気のない素朴な雰囲気を大切にしたいと思っていて、この2家族の住居はそれとなく対照的なコンセプトでいつも並行して思案している造りになっています。
また、昔日本では民間で畳敷きは禁止されていて、床一面に畳を敷き詰めるのが一般に広まったのは戦後だそうですが、日本の主に江戸時代までの面影を取り入れた世界観の偉珠日でも畳はやや格上の扱いをされています。
 
こういった家具・建具についても一つひとつ設定を考えたり、ゆくゆくは間取り図のデザインもしたいなんて思っているから作品の肝心なところがなかなか進まないんですよね…なんかもっと要領よくやっていきたいなんて欲張りな考えも過りますが、着想当初からキャラたちの”暮らし”を大切にしたいという想いがあって、どうしてもササッと適当に済ますことができなかったりします(ˊωˋ;)
 
建具と言えば、戸を挟み込んでいる敷居…昔はこの溝の部分を一体どうやって精確にきっちりまっすぐ、均等な深さで彫ったんだろう?といつも描く時不思議で仕方なかったんですが、やはり昔はその部分の細工に苦労していたようで、鑓鉋(やりがんな)というほんとに槍の穂先のような金具のついた棒状の道具で手作業で彫ってたみたいです。
それが台鉋(だいがんな)、今日普通に目にするあのカンナができてから格段に敷居づくりが捗るようになったそうです。
現代では槍鉋は宮大工さんの仕事道具のようですね。こういう道具の歴史を辿るのもほんとに大好きで、調べ出すと時間がいくらあっても足りません…(ˊエˋ*)♥
 
 
今回の漫画はほんの小ネタとして気軽に描いてみたものだったんですが、
完成してみたら思い入れの深い大切な作品になっていました(ˊωˋ*)
こんな小さなストーリーもたくさん用意してあるので、今後一つずつ形にしていきたいと思いますφ(˘ω˘ )♪
 
+++ 拍手お返事 +++

 

6/14 夫婦漫画にコメントくださった方

あたたかいご感想ありがとうございます…!!原作の犬塚夫妻をご存知の方にこんなにご丁寧に漫画を受け取って頂けて本当に嬉しいです。゚(゚つω`゚)゚。 原作での別れは辛いですよね… 私も番作手束夫婦が好きでふたりの様子をできるだけ多く描きたいので、今後色んなエピソードを交えて活躍させられたらいいなと思っています。
制作中の信乃幼少期編にも登場しているので、原稿の進捗を載せる時にまた夫婦の顔をお見せできるかと思います。楽しみにして頂けましたら嬉しいです(ˊωˋ*人)

 

 

* * *

先日作成したタスクリストですが、日常にかなりの影響を与えています。
とにかくまず迷いがなくなりました。これをやる。と一本集中が可能になって、あっちこっちよそ見することが激減しました。同人手帳も遅れが出るとすぐわかるので”まずい!”と思うことができるし、緊張感を保つのに大きく役立ってくれています。
qovoとgoogle keepはタスクが進んだ時にいじってるのでそれほど変化や影響というものはありませんが、これら含めて4ツールで自分を囲んでいるとタスクへの意識をより維持できるので、4つ固めにしてみて良かったと思います。
しばらくこの態勢で制作に打ち込みますφ(ˋωˊ )

それからリングフィット…あと1日で50日連続達成です!!!(*゚∀゚*)
ここまで1日も欠かさず続けてきました。
最近は朝に目覚ましとして軽く、夕方にハードな筋トレ、と2回に分けてやっています。朝起きたばかりで思考が働いてないときと、日中作業して集中力が落ちてきてもうひと頑張りしたいときの2回、運動を入れて精神をビシッと覚ましている感じです。これが1日の中で絶大な効果を発揮してくれていて、もはやこの運動なしの1日は考えられないくらいになりました。
時間にしたら平均15分ずつの1日30分程度の運動ですが、最初に比べると持久力も上がって疲れにくくなり、頭も冴えて良い事ずくめです。少しでいいから欠かさずやる、毎日やる、その威力をビシビシ実感しています。
今までの自分だったら一気に全力で限界までやって爽快感を得たらもうやらなくなる、のような完全短距離型だったんですが、それじゃなにをいくらやっても習慣にはならないですよね…。今後長く続いていく創作活動/作品のために健康意識が高まって、それで始めた朝型への矯正と毎日の運動ですが、『継続』の大切さをもしかしたら人生で初めて真剣に学び得たかもしれません。ある日気まぐれにエアロバイクを2時間漕いで、次やるのはまた忘れた頃…なんてまとめてやるより、少しを毎日やったほうが明らかに強くなれる。

朝型と運動が習慣化できたんだから、作品づくりもしっかり計画的にやっていけるはず…!!日々少しずつでも着実に伸びていける長距離型、”ウサギとカメ”のカメになれるように、これからの長い道のりを創り進んでいきたいです٩(‘ω’)و

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