幻創里見八犬伝

冬の蕾は種のため、夏の若葉は花のため

 

秋になって辺りの空気も静かになり、
夏のパワー全開モードも解けて私のテンションもスーッとおさまっていく…
 
かと思いきや、
俄然やる気が湧いていて、
いまとにかく創作に面白いほど打ち込んでいます!ᕙ( ˆᵕˆ )ᕗ
はかどる捗る…!!
夏が終わってもこんなにワクワクしていられるのはなぜ!?
全く尽きる気配のないモチベーションに自分でも驚いてるくらいです。
 
先日は八犬士の誰でもないキャラのお噺をひたすら書いていました。
ぼんやりさせたままにしていた部分がポンと埋まって、そこからあれよあれよと繋がって気がついたら一遍にまとまっていました。このキャラのシナリオ素体は完成、あとは推敲してざくざく切り落としたり順序を入れ替えたりしながら構成すれば、作品として形にするための下準備は完了です。
幻創里見八犬伝の大きな特徴の一つになりそうな人物とお噺。
個人的にかなり気に入っていて気合が入ってる物語の一部なので、公開まで辿り着けるように諦めず頑張ります!

先日進捗カットを載せた新刊の表紙ですが、

できてます!
小さいしの立ち絵、ポイントはくつした(足袋)。
サブタイトルは『初草の縁耀ふ(はつくさのゆかりかがよう)』。
この意味なんかは発行後にまた改めて書こうかなと思います。

こんな感じでいま進めている信乃幼少期編ですが、

ここにきて増ページの再構成をしました… ! ( ‘ᵕ’ 😉

 
今回は省こうと思っていたお噺があったんですが、次回のイベント参加予定が立ってない今、せっかくだからやっぱり今回で入れてしまいたいなあ…やれる限りのことをやり切ってしまいたい…!!!という気持ちが強くなってきて、とうとう再構成に踏み切りました(ˊωˋ)
プロットはできていたので、ネームにして既存の構成に追加するかたちで挿し込み。これまでは前半後半の2部構成でしたが、この変更で3話構成の本になる予定です。

実は大角編にも省いたお噺があり、そちらは最初から別の機会にと決めていました。イベント締切が差し迫っていたし無理がきかなかったので💦
同じく今後予定している道節の幼少期編にもページの全体量の都合で切り分けようと思っているお噺があるので、これらの保留分は別途まとめて本にしようかなあと考えています。
自分の今現在の力量をしっかり見つめて、『頑張ればいけそう!』なラインで挑戦していきたいです。作品や身体をボロボロにするような無理は避けて、でも楽をせず、向上していけるように。
常に念頭に置いていきます。
 
そんなわけで、この増量により今年中の完成目標はかなり揺らいでおります。
こんな予定変更はナシだ!と思っていたからこそ以前の制作記で今年中に完成!!と意気込めたんですが、まさかの…いや予定詰め込みマンの自分のことだからまさかでもないか…?やっぱりそうきたかと言う方が私自身は頷けます(ˆᵕˆ;) 
イベントの予定がないからこそ制作を増やす。もっとやれることを見つけては日々の時間に振り分けたい。絶対の締切がないと結局欲張れるだけ欲張ってしまいますねw
引き続き優先度は高く保ちながら、時間を意識して取り組もうと思います…!
 
 
それと今回の原稿のために必要なあるものを制作しています。
以前大角編を制作した時にちょっとだけそれについてふれたんですが、今回のお噺を描くにあたって先に準備しておいたほうが絶対良いなと思ったのでいそいそと作り始めた次第φ(˘ω˘ )
これについては清書できたら公開するつもりです。
新しく勉強することもたくさんあって、その下準備が大変でしたがとにかく楽しいですφ≡φ(ˊωˋ*) こうして新しいことを学びながら手や頭をフル稼働させてるときってすごく幸せだなあと感じます…創作然り、仕事然り、語学然り。
これが完成したら原稿もより捗ると思うので、ちょっとずつ進めていきます!

 
* * *

可愛がってる椿の鉢植えですが、
既につぼみが出揃ったようですーーうわー2期目もびっしり!!!(*゚∀゚*)
もう椿は冬に備えています!!えらいなあ…したたかで時期もしっかり合わせて生きている。
 
なんだかこうして前もって前もってきっちり準備しながら命を進めている植物を観ていると、自分も先を見据える意識が磨かれるような気がします。
冬の蕾は種のため、夏の若葉は花のため。
それをすることで得られるものが目の前に見えなくても、先の先に実るものがある。
そんな時間のかかる地味なことをなんだか素敵だなあと思えるのは、
もしかしたら農耕民族の血が由縁なのかなあなんて思ったり(ˊωˋ*)
 
日々たゆまず進み続ける植物を見習って、
私も作品や自分自身を地道に成長させていきたいです!

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