レキソウ冬祭りにて配布したかわら版で八房(やつふさ)・伏姫(ふせひめ)・ヽ大(ちゅだい)のモノクロ立ち絵を公開しました。里見八犬伝原作序盤から登場し、以降の物語に強く関わっていく三大キャラクターです。
去年夏のかわら版にもほんのちょっとだけ進行中のカットを載せたんですが、それから早半年…やっとデザインが決まってお披露目となりました…!ほんと長かった、、なかなか優先して取り組むタイミングが掴めなかったのも長引いた原因です;今回イベントに参加すると決めて良かった。レキソウ参加してなかったらまだのんびり悩んでたかもしれません( ˊᵕˋ 😉
かわら版の新聞頁(文字欄)では記念にこの3キャラについてコメントしました。伏姫とヽ大については今書けること(お噺の核心に触れない内容)はあれくらいかなと思いますが、八房についてはもうちょっとあります。
八房の顔の黒は『八』のかたちを意識しているんですが、
こんなような柄が現実では『ハチワレ』と呼ばれているそうです。
ハチワレは額のところで完全に繋がっているものを指す(『人』の字ぽい)みたいなので
うちの八房は厳密にはハチワレではないんだと思いますが。
私はこの呼名を今回のかわら版編集時まで全く知らなかったので、猫の写真といっしょに載っていたカタカナを最初に見てハチ=額のことだろうと思ったんですが、どうやら八の意味もあるそうで凄くびっくり、親近感が湧きました。
末広がりの八で縁起が良い、とも、
鉢(兜)が割れて縁起が悪い、とも言われる柄だそうです。
うちの八房は果たしてどちらの犬なのか…!
この目の周りの黒は浮世絵で観た八房がもとになっています。マスカレードのマスクっぽくてミステリアスでいいなーと思ったので、顔の半分に黒を配置するのは最初に決めていました。全身の模様は更に珍奇な感じになっていますw また改めてサイトなどでも公開するので、今回のかわら版をお持ちでない方はそのときに八房の全身の『八つの房』がどんなことになっているか観てやってください(ˊωˋ人)
ちなみにこの3名ですが、ここだけの話あともう1パターンずつデザインがあります…!2名分はほぼできていて1名分はまたちょっと練り直したり時間がかかりそう。
(その1名が本編序盤に登場予定なので確定を急ぎたいところ。)
キャラのデザインは『早く決めること』を優先すればとりあえずのそれなりで仕上げることも可能なんですが、それだと後になって”やっぱこれじゃないな…”と変えたくなること必至、結局後でまた時間がかかるので、最初にできる限り納得できるラインに持っていきたいと思っています。少なくとも自分で正直に好きになれるデザインに落ち着いてることは大切(˘ω˘* ) せっかくの自由に決められる創作ですから、充分に愛情込めて決めていきたいです。
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この3大役が完成した時の達成感はかなり大きなものでした。
長いこと常駐していた『3大役立ち絵制作』が創作のタスクリストから消えた時の感動たるや…!!傍目にはなんでもないようなステップに見えると思いますが、彼らが決まったことで進められるものが水面下では増えているのです( *ˆᵕˆ* )
これからもちょっとずつ一歩ずつ、
できることを増やしながら創り進んでいきます!
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拍手ありがとうございます…!!。゚(゚つω`゚)゚。
受信箱を見るたびに凄く癒やされ励まされます。
お茶が入ってるー!!!
お団子が、おにぎりが並んでるー!!!(*゚∀゚*)
と心の中で叫びながら頂いた拍手を何度もほくほく見てしまいます。
バーチャルおやつでも一瞬でちからが湧きます!
Twitterと制作記の両方見て頂いてることがわかったりしてびっくりするやら嬉しいやら… アンケート部分のご回答も本当にありがとうございます。とても参考になりますし、更新したとき「見たよ!」と返ってくるのはすごく心強いです(ˊωˋ*)
今後創っていく作品でしっかりお返ししていけるように頑張ります!🌱